そんな触れ込みの中で大きな話題になっているのが、イラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアなどの通貨です。

とくに、近頃ではこれら通貨を今のうちに手に入れることが成功者への道などと言われており、中にはすでにかなりの金額を投入している方もいるとのことです。

しかし、まだまだRV（通貨評価替え）の実現には時間がかかるため、イラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアなどへの投資は避けるべきといった話もあります。

本当のところはどうなのでしょうか。

●なぜ高騰が予感されるのか？

イラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアなどが、今投資先としてアツいと言われているのはおそらく、冒頭でお伝えしているRV（通貨評価替え）が関係しています。

さらに、ネサラとゲサラと呼ばれている富裕層がコントロールしてきた金融システムを完全に廃止し、そこに新たに金融システムを移行するといった話も拍車をかけていると考えられているようです。

RV（通貨評価替え）は、これらとつながっており、要するに量子金融システムを用いるといった話で、これらが実現した途端に今までの金融システムは崩壊。

ドル一強の時代も終わり、それに変わってイラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアが高い価値を持つであろう、といった話になっているとのことです。

これらを都市伝説として捉えている有識者がほとんどですが、それであってもグローバルサウスの会合は大きなニュースとなりますし、そこでRV（通貨評価替え）が起こるのか、それも論点としてよく注視されています。

昨今の金融不安の中、イラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアの暴騰も決して夢物語ではないと言えるのではないでしょうか。

●暴騰はないといった意見は本当か？

イラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアの暴騰は、まずあり得ないといった話もちらほらあります。

例えば、こういった新興国の通貨はほとんど取引需要が存在していないため、価格高騰する方がおかしいといった意見です。

さらに、政府が為替をコントロールしていることからも、RV（通貨評価替え）が起こったからといっていきなり高騰するのは考えにくいといった意見でしょう。

さらに10年以上前から、イラクディナールからRVがスタートするといった陰謀論があることから、これもまた騙される人が増えているといった意見が多いようです。

間違いなく詐欺と言いたくなる気持ちもわかります。

しかし、例えばドルが高くなるといった意見で数百万円の投資を促している人がいたとして、その時は誰もがあり得ないといった意見を言うでしょう。

しかし、翌年になれば何が起こるかわからないのが世界情勢であり、結果的にその時に信じて購入していた方が大儲けするといったシステムがこの世の中の常です。

宝くじと同様、買わなければ当たらないシステムですので、難しい問題なのではないでしょうか。

●暴騰はわからないがRVはあり得る

イラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアが、今購入したらRV（通貨評価替え）後に5000倍になるだろう。そんな話まで出ているようですが、正直実際どうなるかは誰にも予測できません。

個人的には5000倍といった数字はあり得ないとは考えますが、ただ高騰する可能性は否めないでしょう。

仮に、ドルが1円でも動けばそれはとんでもない数字であるように、10円でも高騰すれば購入者はそれなりに資産を形成できるといったことになります。

この議論が過熱してしまっている要因として、上記でお伝えしたイラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアの暴騰が中心になってしまうところです。

何倍になるのか、数十年後には1億円を軽く手に入れられるのかなど、とにかくどれだけ高騰するかに注目が集まってしまっているところが問題です。

ポイントにしたいのはそこではなく、RV（通貨評価替え）の実現です。

そもそも、RV（通貨評価替え）は現在の金融システムを完全に廃止し、新たな金融システムを取り入れようといった考え方の施策になります。

今すぐには行われない可能性はありますが、新興国の力がどんどん強くなっている今、アメリカを中心とした銀行もおちおちしていられない状況になってきているのは明白です。

RV（通貨評価替え）が実現すると何が起こるか。

要するに、ドルや円、ユーロの価値が暴落するため、結果的にイラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアが高騰したように見えるということです。

どういった視点で見るかによっても、イラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアの高騰について考え方が変わるのではないでしょうか。

●まとめ

イラクディナール、ベトナムドン、インドネシアルピアの高騰は、まずRV（通貨評価替え）が実現するか否かにかかっています。

まだまだ未知数なギャンブルであることから、しっかりと情報を精査した上で投資するようにしたいところですね。