急激な円安から見えるRV通貨評価替えの足音!
今、円安が止まらない日本の先行きに不安を抱えている方が多いと言われています。
まあ、1円くらいはね。
そういったかたちで数年前から懸念されているようで懸念されていなかった円安ですが、2024年に突入してから嘘かのような円安となり市場が混乱を極めています。
これは通貨危機から通貨制度の起こる前触れであり、RV通貨評価替えが現実味を帯びてきたと言っても過言ではありません。
RV通貨評価替えが現実的になってきた、その理由を考えていきましょう。
●通貨危機が今後も増えるか?
通貨危機とは、その国の通貨が下落することを言います。
例えば、Aという通貨があったとして、1Aが100ドルの価値だっとしましょう。
しかし、何らかのきっかけでその価値が暴落し、1Aが1000ドルとなったと場合、Aの通貨を使用している国はとてつもない困難に見舞われてしまうことは火を見るよりも明らかになると考えられます。
そんなことはありえない。そう考えている方もいるかもしれませんが、近年の日本における円安状況を見たら対岸の火事と捉えることはかなり困難になってくるのではないでしょうか。
通貨危機は、安定した基盤を持っている新興国にとってあまり関係のない話かもしれません。
しかし、実際には世界中で起こっている状況である上に、あのロシアのルーブルがそういった状況であることはさすがに理解していくことでしょう。
ひとつの通過が数十%も下落してしまった場合、それはその国の終焉を意味しているといっても過言ではないのです。
もちろん、それらに結びつきの強いドルやユーロも引っ張られる可能性が高いですし、世界中で金融パニックが起こってしまうわけですね。
●これはRV通貨評価替えの前触れ
さて、世界中でさまざまな通貨危機が起こっている状況ですが、まさか日本でもこれだけのことが起こっていることからRV通貨評価替えが現実味を帯びてきた。
そう考える方もいて当然ではないでしょうか。これら通貨危機を避けるためには、根本的に通貨という価値を見直さなければなりません。
RV通貨評価替えは、金本位制に戻す考え方であり、今では資源をベースとしてその国の通貨価値を決めようというものです。
誰かの一言で市場が一喜一憂している状況、さらに銀行や一部の富裕層だけが儲かるシステムになってしまっている今、苦しいのはそれら人物たちのマネーゲームに参加させられている、私たち一般庶民です。しかし、そうは問屋は下ろしません。
ひとりの大富豪がいたとしても、数億という人物が一気に攻勢を仕掛け、さらにそこで大きな制度を作ってしまえばどうにもその大富豪の思惑は立ち行かなくなります。
通貨危機に常に侵されてきた国々は、BRICSをベースに通過評価替えを腰眈々と狙っていますが、ついにこの円安で日本にも波が訪れてきているといっても良いでしょう。
乱暴な意見になっては問題ですが、このままでは日本もbricksに参加するのではないか、そういったことまでも水面下では囁かれているのです。
●幻想から抜け出す時が来た
RV通貨評価替えの話が出ると、必ず銀行における信用創造の話が出てくるでしょう。
信用創造とは、簡単に言えば実態のない信用という名の元に発生するお金のことで、銀行はそれで利子などを獲得したり、得たお金で投資をして利益を得ています。
そこには何も存在しない、なにも資源がないのにもかかわらず儲け続けるシステムが構築されており、そこに存在するのは信用のみ。だからこそ、信用創造なのです。
このシステム自体が大きな問題をはらんでいると考えられていましたが、これらが世界の通貨制度の基本になっている以上、反論しても貧乏になっていくだけ。
結果的に、実態とかけ離れている通貨を取り扱う信用創造だけを信じ、その中で生きていくしかありませんでした。
しかし、今回の円安でそれら状況も大きく変化が訪れている可能性が出てきているのです。
RV通貨評価替えについて都市伝説だとか陰謀論だとか、貧しい国がどうにかしようと暴走しているだけだったり、悪いイメージを持っている方も多くいました。
しかし、RV通貨評価替えはシンプルに金を本位とした、資源をベースとして通貨を評価しましょうという実態のあるものです。
たまたま通過が暴落する、暴騰するといった話が出回ったことで都市伝説となっていました。
今、実態からかけ離れた通貨の限界がやってきており、むしろ富裕層たちもその状況に振り回されている状況です。
もはや、幻想ではやっていけない、それに多くの人たちが気づき始めた結果ではないでしょうか。
●まとめ
日本は最も平和であり、さらに国民の危機感も薄い国です。
これだけの物価高になってもデモさえ起こらず、さらにそういった状況を作り出した人々を未だ応援し続ける盲目的な国民すらいます。
しかし、今回の円安によって現実から目を逸らすことができなくなってきているのは事実です。
RV通貨評価変えは、もはや時間の問題。日本の円安からその状況が見えてきています。