RV(通貨評価替え)の恩恵を受けるか!?タイの通貨バーツに注目!
今、大きな話題をさらっているのがRV(通貨評価替え)です。
RV(通貨評価替え)は、その資本を空想のものではなく金本位、資源本位のものにしていくといった考え方です。
ブロックチェーンにおける複雑な構成により完成するものとされており、都市伝説であると言われ続けています。
しかし、BRICSの躍進によってRV(通貨評価替え)も大きな転換期を迎えていることは間違いありません。
そして、BRICSに加盟する国々の通貨も今後注目しなければなりません。
そんな中、BRICSにタイが加盟申請をしたことで話題となりました。タイといえばバーツですが、これもマイナー通貨でしょう。
一体、RV(通貨評価替え)によってどう変わっていくのか、見ものです。
●タイのバーツについて
タイのバーツは、タイへよく旅行をされる方にとってはなじみ深い通貨かもしれません。
自宅にバーツが残っているといった方もいるのかもしれませんね。
基本的に、日本円で1バーツは4円前後であり、大抵の場合は4.00から4.35あたりをうろついている印象です。
さらにタイ自体の物価は非常に安いと言われており、場合によっては日本よりも1/3安いということで旅行者に人気を博しているわけです。
極端な円安が続いている世界市場の中で、日本に観光客が湯水のようにやってくる現象を見れば、タイの人間にとって日本人が良いお客様であることは分かり得ます。
しかし、一方で観光本位だけの国、さらにその通貨自体の価値が低い国は発展することはできません。
コロナなどになれば滅亡寸前になりますし、通貨の価値が低ければ対外関係的に強く出ることができないのが事実です。
そして、そもそもバーツに期待すべきかといったところも疑問になってしまうところではないでしょうか。
●タイバーツの現在地
タイのバーツは、1ドル=36バーツ近辺をうろついていること、国内経済の低迷に伴ってなかなか高くなっていかない状況です。
その理由は、政情不安もある一方、中央銀行の利下げも関連していると言われています。
さらに、中銀がFRBよりも利下げを早く行ってしまえば、よりスピーディーにバーツは下落するだろうといった専門家の意見もあるようです。
この状況を考えると、今後バーツが躍進するとは到底思えないといったイメージを持つ方もいるでしょう。
当然、これから先タイが何も行動を起こさなければバーツは下落し続け、マイナー通貨の中でもトップクラスの安い通貨として扱われる恐れがあります。
一方、タイのバーツにも良い時代があったことでも知られています。
90年代にタイはバブル時代を迎えていたと言われており、昔のあの日本のようにとにかく景気がとんでもなく良かったと言われています。
そのため、バーツ下落があってもいつかあの日が訪れるかもしれない。そう考えてる人は多いのではないでしょうか。
●暴落の過去
しかし、上記で起こったバブルはそう長く続くことはありませんでした。
当然、膨れ上がったバブルは弾け飛び、その後には何も残らないといった虚しい状況だけがそこに残るのです。
バブル状態に膨れ上がったタイ経済でしたが、1997年にタイの通貨バーツが突如、暴落。
じつは、当時のバーツはヘッジファンドたちが多くのバーツを持っていたことがバブルに関連しているのですが、これから先にタイ経済は不安定になるだろうと大量売却に走ったのです。
当然ながら、驚くべき暴落。アジア通貨危機が発生しただけでなく、中南米、ロシアなどにも影響が波及したことから、経済界隈では大きな話題となりました。
一度はじけたバブルは、そう簡単に戻ることはありません。
タイも努力を続けているでしょうが、バーツはなかなか高騰することはなく、上記でもお伝えしたように経済不安から下落の一途を辿っているのが実情となっています。
●高騰のチャンスは目の前
タイのバーツはもはや、価値のない通貨になってしまったのでしょうか。
いや、そんなことはありません。
BRICSの加盟によりタイ経済は大きく生まれ変わり、バーツも高騰していく可能性が十分に見込めるからです。
さらに、それだけではありません。BRICSが新たな通貨を生み出すこと、RV(通貨評価替え)が起こった際にタイは大きな恩恵を受けます。
資源本位となることで今までの通貨の価値が大きく変化し、もしかしたらバブル期以上の価値となる可能性すらあるわけです。
そして、ある意味で今が底値と考えるとバーツには魅力が溢れているといったことがわかります。
bricksの動向によっては、タイのバーツは大きく生まれ変わるでしょう。
これもまた、経済の面白さなのです。
●まとめ
BRICS加盟が注目されるタイは、今バーツが下落中。
しかし、今後のRV(通貨評価替え)によって大きな変化がもたらされることは間違いないでしょう。
タイこそ、狙うべき国。
ぜひ、チェックしてみてください。