BRICSにタイやマレーシア正式加盟申請!BRICSの動きがアツい!
乱高下を繰り返している株式市場において、やはり存在感を見せつけてきているのがBRICSです。
BRICSは現在、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、イラン、エジプト、アラブ首長国連邦、エチオピアといった9カ国が加盟しており、アメリカ一強の状況を打破するための要因として注目されています。
BRICSは沈む。そう考えていた方もいると思いますが、東南アジア諸国連合。
そう、ASEANによる加盟が相次いでいることを忘れてはなりません。
一体今、ASEANに何が起こっているのでしょうか。
●BRICSは力を強めている
BRICSは、経済界でよく話題になる連合です。
近頃、オリンピックで影を潜めているところはありますが、水面下ではどんどん力を増強させていることが伝えられています。
今回、ロシアがオリンピックに登場していないことも考えると、ロシアにとって今、じっくりとBRICSを成長させるチャンスが巡ってきていると言っても過言ではないでしょう。
トランプ大統領暗殺計画があったと思えば、次に初の女性大統領を目指すハリス議員が出てくるなど世界は混沌としています。
そんな中、BRICSの雄とも言える中国、ロシアは確固たる主導者が存在しており、その軸がブレることはありません。
このブレない姿勢こそがBRICSの力であり、各国も結果的にその揺るがない力に惚れ込み加盟を目指していると考えるのが基本でしょう。
●ASEANに注目されている
そんなBRICSですが、世界各国から加盟をしたいといったラブコールが多いことでも知られています。
とくにブリックスへの愛情表現をしている連合が、ASEANです。東南アジア10カ国からなる地域の国家連合でもあるASEANは、米国に虐げられている部分もあることから、新しいボスを探している状況が長く続いています。
一部、欧米との連携も強める国もある中で、結果的にマイナー通貨などを使い立場が弱いASEANの国はbricksの力を信じて加盟を目指しているといった話もあるようです。
さて、そんな中で7月後半に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議ですが、日本や米国、中国、ロシアなどの主要国が参加したことで話題になりました。
さまざまな情勢について議論が交わされる中でも、やはりその存在感を示したのは中国、またロシアといった国だったことが大きく報じられています。
とくにしたたかだったのは中国でした。
●配慮が素晴らしい
BRICSの主要国である中国は、このASEAN関連の集いでも強烈な存在感を示したことで知られています。
そもそも、アメリカが遅れてこの会議に参加したことでも知られていますが、その合間にさまざまな国、とくに新興国や途上国と積極的に会談をしたと報じられていました。
新興国や途上国は、まだまだ成長したい、助けて欲しい、そういった思いでこういった会議に参加しています。
米国に頼りたい本音はあるものの、遅れてくるといった態度からあまり興味がないことを示しており、やはり頼るべきは中国、そしてBRICSだといった流れが完全にできあがってしまっているのです。
小さな力かもしれませんが、BRICSに多くの国が加盟することは、アメリカ一強の時代を終わらせる鍵になることは間違いありません。
そして、これら加盟国が平等に利益を得られるようになることこそ、貧富の差を縮小するための最善策であることはBRICSがよく理解しているのです。
●加盟申請する国たち
さて、そんなASEANでも存在感を見せつけている中国ですが、なんとBRICS関連の動きを見せたことでも話題になりました。それが、ロシアのラブロフ外相です。
ロシアのラブロフ外相といえばプーチンのブレーンとして活躍する人物ですが、じつはBRICSの議長国代表といった立ち位置だけに、積極的にマレーシアなどへ飛んで会談を重ねていたと言います。
さらに、その会談のあとにはマレーシアのアンワル首相は、ロシアに加盟文書を送付、BRICSの加盟国になりたいといった旨を正式発表したというのですから素晴らしい動きでしょう。
さらに、タイも正式加盟を行ったということからアジアの多くの国がBRICSへ参入し、新しい一歩を踏み出そうとしていることがわかります。
●多くの国で流通
さて、BRICSといえば、仮想通貨を生み出しているといったニュースが報じられています。
BRICSの加盟国が増えることで、BRICS内で完結できる通貨ができるわけで、利用できる国が増えていけばマイナー通貨からメジャー通貨へと力を発揮します。
ドルやユーロ、円が不安定な今の時代、安定的にBRICSが発行する通貨が力を持てば画期的な状況になることは間違いないでしょう。
●まとめ
BRICSは、これから大きく成長する連盟です。
RVに関しても、確実に近づいています。
これからの動向についても、決して目が離せない状況であることは間違いなさそうです。