マイナー通貨は紙切れに?いや通貨評価替えこそ高騰のチャンス!
今、経済業界で話題になっているのがマイナー通貨です。
通貨評価替えが行われると毎日のように新たな情報が出ている中で、それはあり得ない、危険といった話も広がったためその情報はまさしく玉石混交状態となっているのが実態です。マイナー通貨は高騰するのか、それはわかりません。
しかし、通貨評価替えによって高騰ではなく新たな通貨が誕生する可能性があり、ある意味でマイナー通貨ではない状況になることも予想されます。
詐欺などではなく、新世界が登場する、そう思った方が良いでしょう。
●通貨評価替えはあり得ないのか?
通貨評価替えが起こる、そうすれば今まで一切価値のなかったようなマイナー通過が高騰し、1000円で購入したベトナムドンが100万円以上になるなどの話が出回りました。これは、近頃出てきた話では一切ありません。
すでに数年前からも通貨評価替えが起こることで高騰するマイナー通貨、今のうちに購入しておかないと損をするといった話が蔓延しました。
しかし、それから数年経過した今、なかなかその動きは見えなくなってきています。
一方、こういった話を利用した詐欺まがいの行為も行われており、通貨評価替えを唱えている人たちは全て悪人といった風潮までやってきている始末です。
しかし、半分正解かもしれませんがそれは半分違っています。
事実、通貨評価替えを信じている方たちの中には、むしろマイナー通貨へ否定的な意見を持つ方もいるようです。
しかし、これはどういうことなのでしょうか。
●紙切れに
通貨評価替えについて、あまり詳しくない方もいるでしょう。
たしかにその内情は複雑であり、簡単に説明できるようなものではないかもしれません。
通貨評価替えを簡単に言えば、今ある信用創造によって儲けている中央銀行のあり方を変える、つまり価値がいくらでもコントロールできてしまう通貨評価ではないものにしようといった動きです。
例えば、金を担保にした通貨評価は昔すでに行われており、それなりに成果を上げてきました。
そのため、本来は金本位制に戻すべきだといった有識者も多く、今後アメリカ、いや世界を牛耳る存在になるであろうアメリカ大統領がトランプになれば、さらにその動きは加速していくかもしれません。
しかし、通貨評価替えのリアルな話としては通貨の担保が資源となり、ブロックチェーンなど今ある最高峰の技術にて制御されると言われています。
もし、本当に通貨評価替えが行われた場合、もしかしたら古い紙幣は存在しなくなるかもしれません。
つまり、購入しても紙切れになってしまい、誰もが大損する可能性があるということです。
●チャンスはある
通貨評価替えをすることで今まで低い評価を受けてきたマイナー通貨が日の目を浴びる、これが通貨評価替えでマイナー通貨を購入して欲しいといった意見のベースにあります。
イラクディナールなど、数万倍に高騰するといって数十万円以上もマイナー通貨を買わせる悪質業者もいるなど、国を挙げて注意喚起がなされていたわけで、もはや通貨評価替えを唱えることは詐欺であるとすら言われてきました。
しかし、それは違います。通貨評価替えをする上で、本当に真実を知っている人は無理にマイナー通貨を購入せよとは言いません。
もしかしたら、通貨評価替えが行われれば紙切れになるからです。
それは、通貨評価替えによって新紙幣が生み出される直前の売り。ここにかかっているわけです。
●期待が膨らむその瞬間を狙え
資産を担保とした通貨評価になれば、当然ですが資源を持っている国の通貨はある意味でドルよりも力を持つ可能性だってあります。
銀行制度が崩壊すればローンもなくなるなど、信用創造の世界がまるっきり変わるでしょう。
しかし、そうなったらなったら、間違いなく新たな紙幣が生み出され今まの紙幣は紙切れになる恐れもあります。そこで、その期待の直前での売りです。
おそらく、世界は通貨評価替えに期待しており、とくにマイナー通貨の国の買いはとにかく増えるはずです。
そして、実際に始まって通貨評価替えによる新紙幣などが登場すれば価値は下がる。その間の期待感を利用するのです。
投資というよりは、普通に株式での儲け方と全く一緒ではないでしょうか。通貨評価替えにおけるマイナー通貨の価値は、こんなところにあるわけですね。
●まとめ
通貨評価替えで、マイナー通貨はたしかに高騰する可能性はあります。
しかし、その流れも一瞬で終わるかもしれません。だからこそ、今最新の情報をチェックするしかないのです。
(あくまで個人の見解ですので、情報の活用や真偽については自己判断でお願いします)