BRICSがアメリカと手を組む!?トランプ再選で起こること!
BRICSが、益々拡大していくことは間違い無いと言われています。
アメリカ大統領選において、ついにトランプ大統領が復活当選をはたすといった前代未聞の奇跡が起こったわけで、中にはBRICSがここまで歩んできた道が崩されるといった懸念を持っている人もいるようです。
しかし、それは全くの杞憂であると言わざるを得ないでしょう。
そもそも、BRICSはトランプ大統領の登場でより加速化していくことが間違いないからです。
●BRICSの主要国ロシアは知っていた
BRICSを牽引しているのは、間違いなくロシアだと言われています。
実際に、「第16回BRICS首脳会議(サミット)」が開催されていた時の主催国はロシアですし、ロシア中部の地域での開催となっています。
ロシアといえばプーチン大統領が今や世界一の悪党といったかたちで取り上げられているものの、その中で普通に新興国と楽しく仲良くBRICS会議を開催しているのですから、冷静に考えてみれば異常な光景といえるでしょう。
しかし、それはBRICSの主催者でもあるロシアが全て読んでいたシナリオ通りとなっていることは間違いありません。
情報戦がどうか、プーチンが企んでいることは何か、さまざまな憶測が出ている中で、それでもBRICSは邁進中といったかたちで加盟国、加盟を求める国が後を絶たないわけですね。
そして、今回のトランプ大統領の当選も、おそらくロシアは理解していたことは間違いないでしょう。
戦争を終わらせるといった強気発言が目立つトランプ大統領ですが、それもプーチンが理解した上で作戦を立てていたのかもしれません。
●アメリカと手を組む可能性あり
そもそも、BRICSも目的として脱米ドルといったものがあります。
RVなどに代表されるような、全く新しい紙幣価値をもたらす改革も噂されていますが、それはBRICSが世界の覇権を握らない限り難しいとされてきたものです。
とにかくロシアはアメリカを嫌い、さらに新興国もアメリカ一強の世界を終焉させようと必死になっています。
そんな中で、誕生したのがトランプ政権です。トランプはロシアとの関係性について、とにかく24時間以内に戦争を終わらせると伝えており、ロシアにとっては強敵であることは間違いないと考えられているでしょう。
しかし、これも作戦通りである可能性があります。
むしろ、これでアメリカと手を組みやすくなった、そのくらいの勢いかもしれません。その理由が、トランプにあります。
●RVが加速する
トランプ大統領は、もともとRVについて良い方向だという旨の発言をしていたと言われています。
非現実的ではあるものの、金本位などの紙幣価値が変化するとにより、現在の銀行システムが崩壊してローンなども全てチャラになると言われているからです。
さらにトランプはアメリカを守るということで、とにかく自国は自国で回して経済を取り戻し、他国を儲けさせるタネとしてアメリカを身売りしないといった確固たる信念のもとで選挙を戦い続けてきました。
実際に、貿易でアメリカから儲けさせてもらっている国は対策を取り始めており、トランプ大統領はまさにアメリカ一強といったかたちの政策を取ろうと必死です。そんな中、BRICSとの関係性がポイントになります。
BRICSは、そのRVを推進するように自らであらたな価値を築くための通貨を検討しており、そのために動いています。
そこにトランプが加わることで、ともに動こうといったかたちでの政策が進む可能性があるのです。
●ロシアとアメリカが世界を牛耳るか?
BRICSとアメリカが手を組むといったかたちなると、反対する加盟国も出てくるかもしれません。
しかし、ロシアが全権を握っていると言っても過言ではないBRICSですので、ロシアの行動には文句を言えます。
アメリカとロシアの両国が主導となり新たな通貨を生み出し、両方がバランスよくその通貨の支配者となる、これがBRICSの狙いではないでしょうか。
事実、通過を流通させるためには全世界がそれに納得しなければなりません。
そのため、アメリカが納得しなければほとんどの国は納得できず、結果新通貨を発行しても貧しい新興国たちではまわすことができないでしょう。
優秀な人材も集まらないだけでなく、結果貿易などの面でロシアや中国が優位となり新興国たちは逆らうこともできず、衰退します。
そこで、アメリカです。BRICSにアメリカが加わる、いやアメリとBRICSといったかたちで手を組んだ場合、日本やヨーロッパもBRICS批判の立場でいることはできなくなります。
結果、世界がひとつに向かっていく、これこそがBRICSにおけるロシアの狙いなのではないでしょうか。
●まとめ
BRICSは、今後アメリカとの歩み寄りをスタートさせると思われます。
それこそ、ロシアのプーチン大統領が隠密裏に進めてきた改革と言えるのではないでしょうか。
BRICSは2025年、大躍進することでしょう。
(あくまで個人の見解ですので、情報の活用や真偽については自己判断でお願いします)